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「見積書」について その3

今日は説明不十分な見積書からのトラブル事例をご紹介します。
先日、見積書を使ってエクステリアの見積書の見るべきポイントをご説明しました。

「規格の欄に仕様が構造を書いていない見積書」や「数量を載せず1式で金額を提示する見積書」で起きやすいトラブルを実際に私が係わった事例を詳しくご説明しようと思います。


①構造上問題のある工事をされる。


建売住宅が設計・施工したエクステリアが近隣と同じデザインで、また全体が暗いイメージなのでリフォームしたい、と依頼を受けました。
最初の日に解体工事から始めたのですが、車庫のコンクリートを壊すと中にワイヤーメッシュ(鉄筋)が入っていませんでした。
簡単に説明すると、コンクリートは圧縮に強く引っ張りに弱い、鉄筋は引っ張りに強く圧縮に弱い、という特性があり、お互いの弱い部分を補っているんですね。また熱膨張率がほとんど等しいという事も重要です。
鉄筋の入っていないコンクリートは引っ張りに弱いため、熱で伸び縮みした時にひび割れが入りやすくなります。
またこの現場では、コンクリートの下にあるはずの砕石路盤がなく、客土された土の上に直接コンクリートが敷かれていました。
購入されて2年ぐらいだったため、目立ったひび割れや地盤沈下は見られませんでしたが、5年10年と月日が経っていくと必ずどこかにトラブルが出てくると思います。

このように目に見えない部分は一番手を抜きやすい、抜かれやすい部分です。
相見積をとって同じ内容のはずなのに、2割近く金額に差が有る場合は構造を確認したほうが良いと思います。


ちなみにこの現場は某大手住宅メーカーの建売です。
住宅メーカーの現場監督は基本的にはエクステリアの現場管理はしませんので、大手住宅メーカーだからといって安心は出来ません。エクステリア施工を請けた会社によって構造を含めて仕上がりは大きく変わります。

構造上に問題のある工事は必ずトラブルが発生します。道路側のブロック塀が倒れて通行人が怪我をした、コンクリートが地盤沈下して歩き難いなど、第三者にも被害が及ぶ可能性があります。
構造についてよく分からない、という方がほとんどだと思いますので、数社に見積を依頼し、内容の比較検討をすることをオススメします。


②安く仕上げる為に専門業者でない職人が工事を行う。

よく有るのが車庫のコンクリートの仕上げです。
左官職人(さかんしょくにん)さんがコンクリートを仕上げるプロなんですが、安く金額を抑える為にあまり左官仕事に慣れていない職人さんが土間コンクリートを仕上げる場合があります。
その場合によく起きるのが、土間の真ん中辺りが波を打ってしまうこと。
両サイドや端っこは仕上がりの高さの目印になる墨やコンクリートを止める型枠があり、それを目安に平滑に仕上げることは出来ます。
しかし、真ん中あたりにくると目安になるものが無くなるために、専門の左官屋さんではなく(念の為:仕上げるのが上手いブロック屋さんや造園屋さんも居ますよ)慣れていない職人が仕上げると波打ってしまうんですね。
靴を脱いで歩くと一発で分かります。というより傍から見るだけで分かります。

もちろん、左官屋さんと言えども正確な機械ではないので、多少の波はありますが、ほとんど気にならず、トラブルになることはまずありません。

あ、なぜ専門業者を呼ぶと高くなるか、というと、左官屋・タイル屋・石屋さんなどにお願いする工事量が少なくて請負で発注できず、半端な仕事量で仕事をお願いをすると、手間代(1人工)を払うようになり割高になってしまうんです。なので、現場にすでに入っている職人さんに慣れない仕事をお願いする会社が有るようです。


③④についてはまた次回。




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tag : エクステリア見積書 相見積 香川県高松市

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